熊本の獣医師、徳田竜之介さん率いる視察チームが1月12日、バリ島の狂犬病撲滅のため来島した。
熊本県とバリ州が国際交流促進のMOUを締結したことから実現したもので、徳田さんら竜之介動物病院視察チームはバリ州のパスティカ知事と会談し、知事自ら狂犬病撲滅への支援を求めた。
翌13日にはBAWA(バリ動物愛護協会)の野外活動と無料狂犬病予防接種、不妊手術活動を視察。同チームによると、「予防接種+TNR作戦(T=Trap N=Neuter R=Release)で狂犬病撲滅は可能」だという。
バリ島では2008年に狂犬病の発生が確認されて以降、野犬の問題と併せて社会問題となっている。