バリ経済新聞（以下、バリ経）の2016年PV（ページビュー）ランキング1位に輝いたのは、バリ島ウブドでビラを経営する日本人森田さんの記事だった。

　2位は、ジンバランで開催され約300人が参加したコスプレイベント、3位はお笑いトリオ・パンサー菅さんの父が営む「ラーメン屋ごん太」閉店の記事が続いた。

　ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位までのランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. バリ島ウブドに日本人経営のビラ 「何も無い体験」をアピール (12/16)
2. バリ島でコスプレイベント 会場にコスプレ愛好家300人 (11/29)
3. バリ島で開業10年 お笑いトリオ・パンサー管さんの父が営む「ラーメン屋ごん太」閉店 (3/3)
4. バリ島ジンバランに屋外型ショッピングモール開業 (10/6)
5. バリなどで日食 海外から天体ファンも来島、島の正月ニュピと重なる (3/9)

6. バリ島で伝統の「水掛けキス大会」 数千人の前で男女がキス (3/14)
7. アニキが飛び込んだあの滝も 映画「神様はバリにいる」ツアー始まる(3/23)
8. バリ島で日本人向け婚活イベント 独身を誓う儀式でスタート (10/4)
9. バリ島の焼き肉店でライブイベント「SURF VIBES」 5店舗で共同企画 (7/7)
10. バリ島で大行列 激辛焼きそば「コベル・ミー・セタン」が新店舗 (1/4)

　上半期で1位だった「水掛けキス大会」は6位に、2位だった「ごん太ラーメン屋」の閉店が3位に浮上したのが興味深い。今回のランキングでは、宿泊、食、観光、文化と、バリの多様な顔とそこで活躍する日本人の関わりが1位のビラ経営をはじめ、21位のカレンダー作成、25位の柔道指導家と注目される。2位、15位とコスプレイベントがランクインすることから現地での関心の高さがうかがえる結果となった。今後もバリでの日本人の活躍にも注目していきたい。