東京在住のグラフィックデザイナー加藤雄三さんの作品を展示・販売する「GALLERY DESIGN BATIK」(Jl.Danau tuba,Sanur)が11月、バリ島サヌール地区にグランドオープンした。
加藤さんの作品のみを扱う同ギャラリー。加藤さんは20年ほど前からスケッチのためにバリ島に通う中、バリ島伝統のろうけつ染めであるバティックの職人らと出会い作品作りを始めた。バティックはバリ島では主に腰巻として利用され、寺院への参拝のときはもとより、生活の至る場面で男女問わず、日常的に使われている。2009年にはユネスコの世界無形文化遺産にも指定された。
加藤さんのバティックはバリ島伝統のものよりもカラフルなことが特徴。柄もビンタンビールやゲッコー、熱帯の魚たちなどをモチーフにしている。
同ギャラリーでは、バリ島の毎日の食事を加藤さんがスケッチしたポストカードやバリ島と日本の祝日、新月と満月を表記したカレンダーも扱う。