世界70都市でサービスを提供している配車携帯アプリ「Uber」(本社=米サンフランシスコ)がバリ島でサービスを開始した。
利用方法は、Uberの無料アプリをダウンロードし行き先を指定すれば、現在地の近くにいるドライバーが迎えに来るもの。事前にクレジットカード情報を登録することから、乗車の際の支払いは不要。バリ島観光でタクシーやガイドを利用する際に、多くの人が経験する、いわゆる「ボッタクリ」の心配がない。料金も通常のタクシーよりも割安だ。
試しに記者がバリ島南部の主要エリアを、スミニャック→サヌール→ウブド→クロボカンというルートで乗り継いで一周したが、予約から約5分黒のアバンザが到着した。車内はクーラーが効いており、掃除も行き届いている様子。観光案内を押しつけられたり、滞在予定を聞かれたりするような煩わしさも無かった。
料金は合計で約20万インドネシアルピア。タクシーを利用した場合、季節や天候によっては、
数百メートル移動しただけでも5万~10万インドネシアルピアを請求されるバリ島では破格だった。
行き先をアプリから登録しておくことでドライバーに説明する必要もなく、必ずしも英語が通じるとは限らないバリ島では観光客にとっても利便性が高そうだ。
Uberの登録はホームページで受け付けている。