9月7日、バリ島はガルンガンを迎えた。ガルンガンはウク暦の祝日で日本のお盆のようなもの。町は竹でできた美しい飾り付けのペンジョールに彩られる。
ガルンガンが終わると、その10日後にはクニンガンという行事が行われる。バリ・ヒンズーの教義によれば、ガルンガンは善行の勝利を祝う日であり、クニンガンは感謝を神に伝える神聖な日だ。
ガルンガンの日、全てのヒンドゥー教徒は先祖への供え物として動物を犠牲にする。一方、クニンガンの日は、祈りを捧げる時に「ナシ クニン」と呼ばれるターメリック ライスを供える。
バリ島タナロット地区の観光オペレーションマネージャー、イ クトゥット トヤ アドゥニャナさんは「タナロット寺院ではクニンガンを迎える準備をしている。数万人のヒンズー教徒がここを訪れる。ガルンガンの10日後、クニンガンを迎え3日間儀式が続く」と話す。