バリ島ウブドのカフェ「Juria House Cafe」で10月30日、希少なコーヒー豆、ジュリアコーヒーを楽しむワークショップが開かれた。
同店はウブドの中心にほど近いスグリワ通りにあり、10席ほどのこぢんまりとした雰囲気のカフェ。インドネシアのフローレス島で作られるシングル・バラエティー・コーヒー(単一品種)「ジュリア」のみを扱う店として世界で初めてオープンした店としても知られる。
ジュリアコーヒーは、コーヒーの三大原種の一つであるアラビカ種に属するティピカ種で、インドネシア・フローレス島西部マンガライ県の、岩がむき出しの急斜面に約70年も奇跡的に生息し、6メートルほどにもなるティピカの古木から完熟豆のみを手作業で収穫する貴重な豆。
ワークショップでは、その「ジュリア」をこよなく愛するロースターのRyuさんが、サイホンやネル・フィルターなど数種類の器具で入れたコーヒーのテイスティングを行うほか、世界のコーヒーとコーヒーハウスの歴史をレクチャーする。参加費は、ベーガンチョコレートケーキが付いて5万インドネシアルピア。
通常は好みのローストで2万5,000インドネシアルピアからジュリアコーヒーを提供する。営業時間は8時~20時。日曜定休。