バリ島のウブドのイタリアン「ワルン・チッタ・オヴェスト」の2号店「ワルン・チッタ・ノルド」が4月1日、オープンした。
ワルン・チッタは日本人経営のカジュアルなイタリアン・バールで、イタリア人の常連客もいる人気店。
出店場所はテガランタン村(Jl. Sriwedari, Br. Tegallantang, Ubud)。ウブドのメインストリートからスリウェダリ通りを北上するのどかな村で、昔ながらのバリ島らしい景色が広がる。
オーナーの清水寛子さんはバリ島に移住後、ウブドのサンギンガンで着物店を開業。その店の庭が広いことから、庭をレストランにできればと思いつき、イタリア料理に詳しい友人と共に一念発起。「和と伊のコラボレーション」として、チッタの前身「フィオレチッタ」をオープンし、口コミで評判となった。
パートナーの帰国を機に一時閉店したが、2013年にデヴィシタ通りに場所を変え「チッタ・オヴェスト」の名で再オープンした。
「バリニーズの料理人にアルデンテを理解してもらうのにとても苦労した。ビジネスパートナーの友人が帰国することになった時、一人でやっていけるか悩んだが、スタッフに支えられ続けることができた。今もオープニングスタッフと一緒にトマトソースを何時間もかけて仕込んでいる」と清水さん。
人気メニューはブラックオリーブ、アンチョビー、ケッパーがふんだんに入ったトマトソースのパスタ「スパゲティ・プッタネスカ」、ナスとベーコンがトマトクリームソースに絡み合う「スパゲティ・ベーコン&エッグプラント」(以上4万6,000ルピア)、アンチョビーやハーブがアクセントの「ピッッア・ロマーナ」(5万3,000ルピア)、バリ料理のアヤム・サンバル・マタがトッピングされた、「ピッツア・アヤム・サンバルマタ」(4万9,000ルピア)、砂肝ソテーとルッコラのサラダ「スナギモ・ソテー」(3万3,000ルピア)。
テガランタン村にはビラも増えていることから、宿泊客からのピザやパスタのデリバリー依頼も増えているという。
営業時間は14時~21時(デリバリー は12時~)。