昨年1月に全国公開された映画「神様はバリにいる」のロケ地を巡るツアーが始まった。
ツアーを企画したのは、バリ島での新しいライフスタイルを提案する「楽園BALI-style」で、日本人が経営するバリ島を中心とした旅行会社「バリ・ツアーズ.com」が催行する。
同作は、バリ島で暮らす日本人大富豪のアニキ(堤真一さん)との出会いが元女社長、元エリート、 元ストーカーなど「今」を変えたい人々の人生を変えていく物語。ほぼ全編がバリ島で撮影された。
同作の監督を務めた李闘士男さんが監修した同ツアーでは、映画に欠かせないシーンの数々が生まれたロケ地を、ウブドを中心に9~10カ所回る。注目は、主人公のアニキや照川祥子(尾野真千子さん)が飛び込んだ滝。ここは車も途中までしか入れないため、地元の人にもほとんど知られていない場所で、大きな声を出すと森の精が怒ってしまうと現地の人が言うような清涼感あふれるスポットだ。ホームページでは、その他の各スポットについて監督の撮影秘話も公開している。
出発地は南部エリア(クタ、レギャン、スミニャック、ジンバラン、サヌール、ヌサドゥア)またはウブドエリアから選択できる。映画のDVD付きツアーも用意し、ツアーで巡った場所を復習することもできる。
所要時間は、南部エリアからの参加は約13時間、ウブドエリアからの参加は約11時間。最少催行人数は1人。金額は61米ドル~(人数により変動)。劇中に登場するレストランでの昼食代も含む。