バリ島で2月26日、チャリティー・ファッションショーが開催され、バリ島在住の女性による華やかなウオーキングが会場を魅了した。
女性の美しさは年齢やサイズに関係ない、バリ島在住の美女がモデルに
「Yayasan Senyum Bali(The Smile Foundation of Bali)」(Jl.Pulau Aru No.9, Sanglah Denpasar)の設立10周年を記念して、バリ島のファッションブランドが協賛した。
バリ島を愛する各国の在住有志がモデルを務め、ショーは盛り上がった。会場となったIndus Restaurant(Jl.Raya Sanggingan,Ubud)は青々した緑の渓谷を見渡せるレストラン。参加者はおよそ150人。大自然の中で、明るく和やかでバリ島らしいショーとなった。
協賛ブランドは「Aku」「Nadya」「Thread of Life」「Breeze」「Oka Di Putra」「Uma and Leopold」「Lilly Jean」「Phoenix Apparel」「Paul Ropp」「IO + CO」「Quartzia」「Zen Knits」「Leo Zeldis and Religion」「Religion」「Lusi Damai」。
財団会長のMary Noryhmoreさんが司会を担当。Mary さんは25年前にイギリスからインドネシアに移住し、バリ島でインドネシア人のアーティストと結婚。夫の没後も愛するバリ島に住み、10年前にYayasan Senyum Baliを設立して2500人もの患者を支援してきた。
NoryhmoreさんのYayasan Senyum Baliにおける功績をたたえ、2011年にエリザベス女王より大英帝国勲章(The Most Excellent Order of the British Empire/MBE)が贈られている。
同財団は、頭蓋・顔面障害を持つ人々に医療支援や入院斡旋を提供するための非営利団体。口唇口蓋裂などのゴールデンハー症候群やアペール症候群、顔面潰瘍や事故による顔面外傷など、頭蓋・顔面障害を持つ子どもたちの治療と物資援助、オーストラリア・アデレードの病院での手術と渡航をサポート。手術後は言語療法、聴覚療法を用いて一般社会で活躍できるまでを支援している。
ショーの後には、ショーで披露された服を含めチャリティー・サンプルバザールを開いた。今回の収益は同財団を通じて、治療を待つ人々のために役立てられる。