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バリ島で国際平和デー「LIGHT OF PEACE」2000人超集う

ステージ上に鎮座する12人のタイの僧侶

ステージ上に鎮座する12人のタイの僧侶

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 タイの仏教僧侶12人と共に平和を祈る無料イベント「LIGHT OF PEACE」が「国際平和デー」の9月21日、バリ・ヌサドゥア・コンベンションセンター(Kawasan Pariwisata Nusa Dua Lot NW/1, Benoa)のシンガラジャホールで開催された。

参加者全員に配られたキャンドルライト

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 昨年始まった、バリ・メディテーションセンターが主催する同イベント。開場時間の16時になると白のドレスコードの参加者が続々と会場に入った。事前に予約したQRコードを提示し入るとキャンドルライトが配られた。会場となったホールの中では心地よい音楽が流れ、しばらくすると瞑想(めいそう)前に心と体をほぐすストレッチング・ヨガがスタート。関係者などのビデオメッセージや壇上でのメッセージの後、タイの僧侶のガイドで約40分間の瞑想が始まった。

 瞑想で内観することで「本来自身が持っている心の光を見いだし、会場にいる参加者の光と一つにつながり、それは大きな光となって会場を抜けバリ島からインドネシアへ広がり、さらに世界中を愛と平和の光で包みこむ」ようなイメージワークを行った。最後は12人の僧侶によるマントラが響く中、キャンドルに明かりをつけ愛と優しさを感じる瞑想をして世界の平和を祈り終了した。

 日本人参加者の一人は「初めて参加したが、とても有意義な時間だった。『世界の平和はまず自身の心の平和から』ということが本当に腑(ふ)に落ちた」と話していた。

 9月はバリ島では大雨による大災害が起きたばかりということもあり、2回目となった同イベントには、在住外国人や観光客、地元の大学生なども含め2000人以上が参加した。

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