
バリ島サヌールのムルタサリビーチ(Pantai Mertasari, Sanur)で7月31日~8月3日の4日間、大たこのたこ揚げ大会「RARE ANGON FESTIVAL2025」が開催された。
乾期のバリ島は雨が少なく風もあることから、各地でたこ揚げ大会が行われている。毎年開催されている同大会はその中でも代表的な大会で、サヌールでこの時期の風物詩となっている。
初日の7月31日は、20カ国以上が参加した「インターナショナル・カイトフライング」。天候にも恵まれ青空を舞うカラフルなバルーンカイトが観客を楽しませた。翌日からの3日間は大たこ大会本番。8月1日は170組、8月2日は555組、3日は467組、計1192組が参加し、たこの揚げ方やデザイン、チームワークなどが審査された。中でも尾びれが50メートル以上もある巨大な龍たこ「JANGGAN」は人気を集め、合図と共に一斉に大空へ舞い上がる巨大な龍たこの姿は迫力があった。
大会最終日の夜はライブ音楽のパフォーマンスや、電光を付けた多くのバルーンカイトが夜空を飾った。