スピリチュアルな民間療法「イヤーコーニング」セッションが2月16日・17日の2日間、バリ島サヌールエリアにあるOGU HOUSEで開催された。
会場となったOGU HOUSEには多くの在住者やゲストが集う
イヤーコーニングとは耳孔にコーンと呼ばれる長い筒状のキャンドルを差し込み、火をともすもの。煙がコーンを伝ってスパイラル状に耳管へと入り、耳の奥にたまった垢(あか)や老廃物を真空状態となったコーンに吸い出すというものだ。
イヤーコーニングの歴史は古く、古代エジプトや中国、インド、チベットでは3000年前から使われているという説もある。マヤ時代やアメリカンインディアンのシャーマンの間では重要な儀式の前に使われていたと伝えられる。イヤーコーニングの施術中は炎の音がダイレクトに耳に伝わり、それにより瞑想(めいそう)にも似た深いリラクセーションを得られるとして、現代では特にヨガの愛好家たちの間で親しまれている。
当日はバリ島在住の施術者、井沢希旨子さんの施術を求めて多くのゲストが会場を訪れた。