デンパサールのクルタラング文化村で11月14日・15日、ウダヤナ大学文化部日本文学科の学生らによる「ウダヤナ日本祭り」が開催された。
4回目となる同イベントは、数千人の来場者でにぎわった。バリ日本語補習校の保護者会による日本のフードやドリンクの屋台も出店。来場者は、おにぎりやたこ焼き、空揚げなど日本の味を味わった。
コスプレコンテストには20組が参加。参加者は特撮(ロボット)とアニメの2つのカテゴリーに分かれ、それぞれ7分のステージを演じ、コンテストの優勝者には賞品としてガンダムのフィギュアが贈られた。
同イベントは、「陽気の祭り(Youki No Matsuri)」と名付けられ、コスプレコンテストのほか、仮名書きコンテストや昔話語り部コンテスト、アニメコンテストも行われた。
会場には、色とりどりの折り紙で折られた鶴、桜の花の造花、てるてる坊主などが飾られ、イベントの最後には、「平和の祈りステージ」で行われた歌や踊りとともに、ジャワ島のソロから送られた300本の花火が打ち上げられ幕を閉じた。
バリ島の人々は日本について関心が高く、ウダヤナ大学の日本文学科や日本語学科などで日本語や日本文化を学ぶ人が多い。このような大学の学生らによる日本文化祭は、ウダヤナ大学のほかサラスワティ外国語大学でも行われている。