バリの市場で倒木も救援隊活躍 安全性見直しの声高まる

大木が倒れ買い物客でにぎわう市場を直撃した

大木が倒れ買い物客でにぎわう市場を直撃した

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 朝の買い物客でにぎわうバリ島サヌール地区のインタラン市場で4月20日早朝、大木が倒れ、商店の屋根を直撃した。
 バリ島の主婦は毎朝、市場で食料品や生活必需品を調達するのが習わしとなっている。倒木が起きた日も市場は大勢の買い物客でにぎわっていた。同地区には「DESTANA」と呼ばれる村民30人から成る救助隊があり、連絡を受けた救助隊員は直ちに救援に駆け付け、けが人への対応、倒木の処理を行った。「DESTANAの隊員たちの活動は素晴らしかった」「こんな大きな事故でけが人が5人で済んだのはヒンズー教の日々の祈とうのおかげ」と活動を見守る買い物客らは話していた。

周辺住民と救援隊が協力して救援活動を行った

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 市場の事故では4月17日早朝、ウブド市場で火災が発生した。昨年4月5日にも同じ市場から出火している。バリニーズからは「バリ島民の台所である市場の安全性を見直してほしい」という声が高まりを見せている。

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