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バリ島でアグン山噴火 避難住民への生活物資支援の呼び掛け

支援物資を受け取る避難住民ら

支援物資を受け取る避難住民ら

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 バリ島の国際スパセラピスト養成学校「BALIBISA」の生徒らが11月19日、アグン山噴火による避難住民らに生活物資を届けた。

さらに多くの生活物資支援が求められる

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 物資はバリ島サヌール地区のバンジャール スクタ(Banjar Sekuta, Kelurahan Sanur)の避難所で生活を送る54人の避難住民に贈られた。住民らはアグン山噴火による避難地域Desa Ban、 Dusun Cegiからの避難住民。

 BALIBISAはアグン山避難警告が発令されて以降、募金箱を設置し、スタッフ、生徒、モデルらからの寄付金と古着などの生活物資を集めた。

 避難警告が発令されておよそ2カ月が経過した。アグン山は2度の噴火を経て、さらに活動を活発化させている。避難地域は噴火口から6キロ圏内から10キロ圏内へと拡大し、避難者数は13万人を超えている。

 空港の閉鎖により、バリ島の主要産業である観光への影響も出始めている。バリ島にとどまることを余儀なくされた観光客らを、バスを利用して別の空港に輸送するなど、観光客を支援する動きが始まっている一方、避難所に身を寄せる住民らへの救援物資の提供はいまだ行き届いていないのが実情だ。

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