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バリ島の避難地域で取り残された犬の救出へ

犬の保護にはボランティアらも参加した

犬の保護にはボランティアらも参加した

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 バリ島アグン山の噴火を予兆する白煙と頻発する火山性地震を受け、周辺地域は9月21日に避難命令が発令された。それに伴い、同地域に多くの家畜やペットが取り残されている。

避難地域で取り残された犬

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 バリ島の動物愛護協会BAWA(Bali Animal Welfare Association)では取り残された犬たちの保護活動を開始した。9月27日までに85頭の犬を保護している。

 対象となっている地域KarangasemのSebudi村とBesakih村周辺で、救出した犬はMenange村で保護されている。救出された多くの犬はリードでつながれたまま飢えていたり、おびえて抵抗するため網で捕獲するなどしているという。救出活動にはBAWA職員のほか、ボランティアらも参加している。「ケージが不足している。餌やタオルも必要」と参加したボランティアらは話す。

 アグン山噴火の危険性が高まる中、住民だけではなく周辺地域の動物たちにも影響が広がっている。

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