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豪雨・強風が続くバリ島で倒木 市民・レンジャーが協力し撤去

レンジャーと市民が協力して作業した

レンジャーと市民が協力して作業した

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 豪雨や強風、高波が続くバリ島で大木が倒れ、市民と防災庁のレンジャーが協力して撤去作業を行った。

バリ島には強い共同体精神がある

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 大木が倒れたのは1月31日で、場所はバリ島サヌール地区(Jl. Merta sari, Sanur)。周辺にはホテルやレストランが並ぶビーチ近くの観光地だ。倒れた木によって道路が封鎖され、電線も切断された。このため「BPBD(Badan Penanggulangan Bencana Daerah=地域防災庁のレンジャー)」が出動した。

 降り続く雨と強風の中、村長、村役場の職員、そして地域の住民らが協力して作業に当たった。「人任せにしないで協力して対処に当たる。それがバリの共同体精神の表れ」と村長らは話す。

 バリ島には行政区としての市や県の区分のほか、「バンジャール」と呼ばれる強固なつながりを持つ地域コミュニティーがあり、冠婚葬祭の互助や伝統文化の継承、バンジャールを構成するメンバーの生活全般における相互扶助を担っている。

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